ETYMOTIC RESEARCH hf5 Rubyを買った。
【国内正規品】 Etymotic Research インイヤーイヤホン HF5-RUBY
- 出版社/メーカー: Etymotic Research
- 発売日: 2009/02/01
- メディア: エレクトロニクス
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普段使い用に買った。はじめは軽く耳に入れるくらいで使ったので「なんじゃこりゃ、低音スッカスカだな」と失敗した感ありありだったのだが、鼓膜破るくらいの勢いでグイグイ押し込んで装着しないとダメみたい。もうこれ以上入らないってくらい押し込むと、いい感じで鳴りはじめた。
どのレビューを見ても書いてあるでしょうが、音の解像度と分離がいい。今まで聴こえなかった音がクリアに聴こえてくる感じ。音の消え際とかが特に。ピアノだったら、音が消える時ハンマーが弦から離れるノイズが聴こえるみたいな。そこまで行くと大袈裟だけど、ペダルノイズはもうあからさまに聴こえてくるなぁ。ていうか、そんなもん聴こえなくていいような気もするけど。
耳の圧迫感が結構あるので、長時間使うと疲れるかなぁ。それからはずした時にイヤーピースに耳垢がつく。耳かき好きだけど、これは全然うれしくない。音を取るか、快適さをとるかって感じ。今まで使ってたAKGのK324Pは、着け心地がかなり良いのでしばらく併用って感じかなぁ。ああ、色はとても好きです。ETYMOTIC RESEARCHのイヤフォンはどれも信じられないほどダサかったんですけど、これならいいかなって感じ。「ちょっとがんばってみました」的なデザインと、ETYMOTIC RESEARCHらしい武骨さがちょうどいいバランスで成り立っている。色は黒とコバルト(青)があるけど、圧倒的にこの赤がいいと思う。
タッチノイズは自分的には気になりません。ここ5年ほどずっとカナル型/インナーイヤー型生活なので、慣れてしまっているのかも。最初に買ったカナル型は自分の足音が脳に響くのと、動くたびに耳の中でガサガサ言うので音楽に集中できなかったもんなぁ。
ところで、エージングってあれ、ほんとなの? たしかに新しいヘッドホンをおろしたときは「あれ?音こもってない?」って思う時もあるんだけど、次の日には忘れてる。これはエージングの結果なのか、単に耳が慣れただけなのか・・。
冨田ラボをいまさら買う
なんとなく買いそびれてた冨田ラボのアルバムをiTunes Storeで買う。
キリンジが好きなんだけど、最近のアルバムはあまり好きになれないなぁと思ってたら、それまでプロデューサーだった冨田恵一が抜けてた。その冨田恵一のセルフプロデュースユニットが冨田ラボ。
聴いてみて「ああ、ぼくはキリンジが好きなんじゃなくて、冨田恵一が好きだったんだ」ってことに気づく。すごくいいです。生楽器の使い方のセンスの良さが抜群だよなぁ。それから、独特なコード感があるひとだと思う。ていうか、なんでこんな上質な音楽が売れないんだ? 今年に入って冨田ラボはAVEX系のレーベルに移籍したようだ。エグザイルを増殖させたり、ガールズネクストなんたらとかをゴリ押しで売ってるヒマあったら、冨田ラボ売ってくれ。