推理小説を後ろから読むおとこのひとって・・・

チ/ー/ム/バ/チ/ス/タの真/犯/人知りたさにググってここに来る人多すぎ。全体のアクセスの7割くらいがそれだ。
そんなん、最終回には分かるんだから我慢しなさいって。

というか、そんなものググって個人のブログまで漁る意味が分からない。

たとえば僕が犯/人が釈/由/美/子だっていったところで、どれほど説得力があるんだろう。
ドラマスタッフの関係者で台本を入手したとでも言えばいいのかな。
ま、何かしら納得して、ああ、釈/由/美/子なのかって満足して、ドラマ見るのやめるの? それとも、見続けるの?
そんなあやふやな情報を手に入れることに何の意味があるのか、本気で分からない。

百歩譲って、どこかで本当のネ/タ/バ/レが知れたとするよね。で、それでドラマ見るのやめるの? それとも、見続けるの?
それで楽しいの? 最後の1行で驚愕するって帯にある小説の、最後読んでから小説読むの?

たとえば、最後に大どんでん返しがある映画があって、ぼくがそれを見たいと思った場合には、なるべく情報に触れないようにする。2ちゃんねるの映画板の該当スレッドなんて死んでも見に行かない。絶対ネ/タ/バ/レされてるに決まってるから。

大どんでん返しは綺麗に騙されるから心地よいんだよ。それは、事前に完璧に推理してそれが完全に当たっていたときの心地よさより、上を行く快楽だと思うけどなぁ。だから、シックスセンスを見てる時に、すぐオチに気づいたとか言って自慢してるやつは不幸だなぁと思う。だって、全然気付かないで最後に驚けたほうが、あの映画はむちゃくちゃ楽しいから。


どこかで誰かが書いてたけど、日本人の多くが、まんまと騙される喜びを知らないんだそうだ。

手品でも必ずタネを知りたがる。手品の楽しみは、タネを知ることじゃなくて、まんまと騙されることなんだ。

ためしに、ヤフオクかなんかで手品のタネを落札してみるといいよ。1000円位で買えるんじゃない?
詳細にタネが書いてあるけど、それを知っても思ってた以上にカタルシスを感じないからびっくりするよ。

というのも、経験済みなんだ(笑 ヤフオクで手品のタネを落札したことがあるんだww

あのタネを知ったとき、ぼくは悟ったんだ。手品はタネのことなど考えない方が楽しい!

だから、推理ドラマもあんまり考えずに最後まで見た方が楽しいよ。もっとも、チ/ー/ム/バ/チ/ス/タは、気持ち良く騙されるラストになるか少々あやしくなってきたけど。驚かせてほしいな〜!